初心者4人で硫黄岳登山!八ヶ岳の一角、硫黄岳を日帰り登山できるのか?初登山チャレンジ

記事概要
- 硫黄岳紹介
- ルート・時間
- 登山者のスペック
- 登山の装備
- 登山前のトレーニング
結論 |
登山初心者でも登頂は可能! でもある程度の運動経験は必要 |
どうもこんにちは、きんたです。
今回は人生で初の登山をしてきたので、硫黄岳登山の大変さ・装備・トレーニングなどを含めどのような感じであったかを紹介しようと思います。
初めに硫黄岳のがどのような山かを紹介していきたいと思います。
もくじ
1.初心者による【硫黄岳】日帰り登山
僕たちが登った硫黄岳がどのような山なのかということを紹介していきます。
とても魅力がある山ですのでぜひ訪れてみてください。
硫黄岳はどんな山?
硫黄岳は長野県から山梨県へ連なる八ヶ岳連峰の一角であり、長野県の茅野市と南佐久郡南牧村にまたがる標高2760mの山です。
登山シーズンは6月上旬から11月上旬となっています。
登山シーズンについて詳しくはこちらをご参照ください。
硫黄岳の魅力は?
硫黄岳の魅力はいくつもあるのですが、筆者が特に衝撃を受けたのは何といっても火山活動の名残である巨大な火口壁です。
山頂へ行けば火口壁の上へ、少し山を下れば圧巻の景色を眺めることが出来ます。

道中では自然の木々や透き通った川に心が癒されていくのを感じることが出来るかもしれません。


では、続いて登山初心者は硫黄岳登山をできるのか?という疑問に対して筆者自身の実体験から結論を出していきたいと思います。
1.1 「硫黄岳」登山の結果
結論から言うと、装備なしの初心者でも硫黄岳を登頂することが出来ました!
ただし、めちゃくちゃ大変でした。。。
その分、登頂した時の達成感や下界の面倒なことから解き放たれているような感覚は最高の感覚でした。
それでは、筆者一行が登山したルートを解説をしていきます。
登山ルート・時間は?
時間 | 場所 |
---|---|
5:30 | 集合・出発 |
7:00 | 桜平駐車場(中)到着・登山開始 |
7:30 | 夏沢鉱泉 |
8:20 | オーレン小屋(休憩&朝食) |
9:00 | 赤岩の頭 |
9:20 | 硫黄岳山頂到着(30分滞在) |
10:30 | 夏沢峠 |
11:00 | オーレン小屋(休憩10分) |
11:40 | 夏沢鉱泉 |
12:00 | 桜平 |
コース・時間はこのような感じです。
休憩は疲れた時や水分補給をする時にこまめにとっていました。
登山を開始するスタート位置の気温は15度ほどで肌寒いのですが、登山を開始するとすぐに体が温かくなってくるので着脱しやすい上着を着てくるようにしましょう。
桜平から夏沢鉱泉までは下の写真の様に塗装されていたり、比較的歩きやすい山道となっています。

しかし、中盤以降の道は石や砂利の多い歩きにくい道へと変貌します。
足を怪我しないように気を付けて歩く必要があります。


中盤を抜け、山頂付近のエリアに入ると急こう配の小岩ばかりのエリアとなります。
足場を選びながら登らなければ足をくじいてしまう可能性があります。
さらに、登山靴ではない運動靴などでは小石が滑ってしまい登りにくくなってしまうので登山靴は購入してから行くことをお勧めします。

1.1 登山メンバーの経験・能力

メンバーの登山経験は?
今回の登山では、誰一人登山経験のある人がいませんでした。
実は、この経験者がいないということは登山をするうえで大きなデメリットとなってしまいました。
筆者が登山経験がある人がいないことで辛く感じたことは、ペース配分や休憩の頻度が分からなかったことです。
今回の登山ではペースが速かったと思われ、急に登ったのが原因と思われる酸欠による軽い頭痛に2/4人がなってしまいました。
登山を中止するほどではありませんでしたが、もし硫黄岳より標高の高い山の登山だったらどうなっていたかはわかりません。
初めて登山へ行くなら登山経験者も同行が望ましいかと思います。
メンバーの運動能力
今回の登山メンバーは全員大学3年生です。
左の人物から紹介していきます。
人物 | 運動量 |
---|---|
1番目 | 高校・大学で硬式野球部に所属。現在は週に3回部活の練習あり。 |
2番目 | 高校では硬式テニス部に所属。大学では軟式野球部に所属しているが、体力練習などはない。 |
筆者 | 高校時代はソフトテニス部に所属。大学での運動は特になし。 |
4番目 | 高校時代はサッカー部に所属。大学での運動は特になし。 |
全員が登山2週間ほど前からランニングや筋トレなどのトレーニングはしてから登山に臨みました。
硫黄岳は普段からまったく運動をしない人が登るには少々きつい山なので、登ることが決まったら事前に運動をしておきましょう。
登山の装備
まずは持ち物ですね。
リュックサックに入れて行ったものはこちらです。
- 水分1.5L
- ウインドブレーカー
- タオル
- 長ズボン
- 日焼け止め
- カッパ(雨具)
- ごはん
持ち物はリュックサック込みで合計5㎏程度でした。
続いて服装や靴なのですが、筆者は上はスウェット、下は短パン、靴はテニスシューズで登ることが出来ました。
他のメンバーもほとんどは動きやすい格好と靴だったので、登山用の装備がなくても登れるということが分かりました。
しかし、登ることはできるというだけで実際は装備をそろえてから登山をする方が安心できます。
特に今回この装備で登ってみて筆者が感じたことは、登山靴だけは買った方が良いかなと感じました。
その理由を表にまとめてみました。
登山靴 | 運動靴 | |
岩場 | 安全 | 危険 |
砂利 | 普通 | 滑る |
ケガ | しにくい | しやすい |
疲労 | たまりにくい | たまりやすい |
つま先 | 痛くない | 痛くなる |
平面 | 歩きにくい | 歩きやすい |
今回、筆者は運動靴で登ってしまったので、岩場や石ころで足首を打ってしまったり小石が足の中に入ってきたりしてしまいました。
しかし、登山靴では写真の様に足首まで守ってくれるのでケガのリスクが減ります。

標高の低い山や足場がしっかりしている山ならば運動靴でも良いかもしれませんが、硫黄岳の様に標高が高く、足場も不安定な道が多い山に登る場合は登山靴を履いていきましょう。
1.3 最後に
今回、人生初めての山登りをしてきたわけですがその感想を軽く話したいと思います。
実は、今回の登山では小雨が降ったりしていてコンディションが良かったわけではありませんでした。
そんな中でもなんとか山頂まで登り、圧巻の火口壁や眼下に広がる雲などの景色を見た時の気持ちといったらもう。。。
日常のちっぽけな悩みなど忘れてしまうでしょう。
みなさんもぜひ気分転換にぜひ山登りでもしてみたらいかがでしょうか。
きっと楽しめると思います。

それでは今回の記事はこの辺で失礼します。
さよなら~🏁
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